印刷物ってなに?
紙などに印刷されたものの総称であり、身の回りに沢山ある印刷物ですが、
まずは利用目的にあった制作ができるよう印刷物の種類をご紹介!
一般的にどのように分類されているか把握し、自分が制作したい印刷物がどの分類に
あてはまるか確認していきましょう。
商業印刷物
一般企業や団体の販売促進や宣伝・
案内用として使用される印刷物のこと
を指します。
宣伝用印刷と業務用印刷の2つの用途に分けられ、宣伝用印刷は、DM(ダイレクトメール)やチラシ、パンフレット、
ポスターなどが該当し、業務用印刷は
カタログや会社案内、社内報、マニュアルなどが該当します。
商業印刷物の特徴 |
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出版印刷物
雑誌や書籍、学校の教科書、参考書
など、読み物として使用される印刷物
のことを指します。
出版印刷物の特徴 |
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事務用印刷物
一般企業や団体で使用されるノートや
封筒、手紙などの一般事務用品や伝票
など事務処理用に用いられる、書式の
決まった帳票などの印刷物を指します。
社名や個人的な名前が入った名刺や
文房具などの特注の事務用品も事務用品印刷物に含まれます。
事務用印刷物の特徴 |
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証券印刷物
イベント会場で利用するチケットや
商品券、株券などの金銭的価値を有する証明書やカード類などの印刷物の総称を指します。
財産的権利を体現するもののため、
偽造や改ざんを防ぎ、長時間経過しても状態の変化が発生しない耐久性が要求
されます。
証券印刷物の特徴 |
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包装その他特殊印刷物
紙器やダンボール箱、包装紙といった荷造り資材への印刷や紙以外の布地へのプリント
印刷、飲料ラベルなどの印刷物を指します。
印刷物ができるまでの工程
印刷物制作にあたって、最初に行われるのが企画です。
「印刷物の種類はどうするか」「制作の目的や目標はなにか」「コンセプトはどうするか」
「どんな内容にするか」「いつまでに必要か」などできるだけ具体的に検討し、
制作する印刷物の仕様や予算、部数など印刷物制作の大事な軸を決めていきます。
軸をしっかり決めておかないとデザインや仕様の方向性が定まらず、せっかく作ったのに
効果のない印刷物になってしまうなど、大きな失敗につながってしまいます。
軸が決まったら、ページの構成やサイズや紙質はどんなものが最適か、デザインの方向性・レイアウト、記事内容など具体的なイメージを組み立てどんな印刷物になるかラフ案を
作成します。その際、制作の参考となる印刷物を用意しておくと、より相手に伝わりやすいのでおすすめです。
写真を使うのかイラストが良いのか、取材や写真撮影は必要かなどを話し合い、納期までのスケジュールを立てていきましょう。
決定した方向性を基に印刷物の制作に入ります。
文章、写真、イラストなどの素材を集め、レイアウトしていきます。
既存の文章を整えたり、取材、写真撮影、イラスト描き起こし、その他にも資料からの
書き起こし、既存文書の書き直しなど必要に応じて行います。
必要な素材が集まらなかったということにならないよう、特に取材や写真撮影など時間が
かかるスケジュールはしっかり組み立てておくことが大切となります。
また、この期間も打ち合わせや確認作業を積極的に行いコミュニケーションを
取っていきましょう。
校正とは、文字の書き間違いや文法上の誤り、漢字の間違い、数字に間違いがないか、
写真やイラストは適切かなどチェックすることです。
完成した1回目の制作データのことを「初校」と言います。
文章、写真などの素材が適切か、抜け漏れがないか等をチェックする他、
デザインの方向性が間違っていないかも確認することが重要です。
細かな点であれば後からでも修正可能ですが、終盤になってからの大幅な変更に
ならないように、初校の時点でイメージと大きなズレがないか確認していきます。
修正部分を訂正した制作データを再び提出することを「再校」と言います。
2回目の制作データを2校または再校、3回目のデータを3校と呼び、
校正の回数に合わせて「○校」と呼ぶのが一般的です。
確認が終わり、印刷データとして進めてOKになることを「校了」と言います。
ここで注意すべき点は校了データをしっかりと管理することです。
誤って校了前のデータを取り扱ってしまうことを「先祖返り」と言います。
修正前の古い状態のデータに戻ってしまうため、修正の度にデータのタイトルに日付を
入れるなどの工夫をし、校了データとわかるようにする必要があります。
そのまま印刷できるデータを印刷会社へ渡すことを「入稿」と言います。
色校正をしている場合は、色見本として校了データとセットで印刷会社に
渡すようにしましょう。
※入稿方法は、利用する印刷会社の規定に沿って渡すようにして下さい。
色校正とは、印刷物完成品と同じ用紙を使って校正を出すことを言います。
実物と同じ状態で校正を見ることができます。
入稿後に下版(げはん)し、印刷工程に入ります。その後、指定場所に納品されます。
下阪とは、入稿が終わって完成した版(印刷のために文字や図形を彫った板)を、次の印刷工程にまわすことを言います。
制作スケジュールの作成
制作する印刷物によって変わりますが、制作期間は約2週間~2ヵ月かかると
言われています。DM(ダイレクトメール)であれば「投函日」、社内報であれば
「発行日」にあたる期日を守るためには、制作スケジュール表を作成することが
必要となります。作成するときの一般的な考え方としては、
印刷物の期日と印刷入稿日を明確にする
前章の「印刷物ができるまでの工程」を参照にし、各工程に必要な日数を把握する
期日、校了、印刷入稿日から遡り、「2.」の予定をスケジュール表に落とし込む
印刷物ができるまでの工程にかかる日数の目安 |
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スケジュール表を作成しても予定通りに進まないことは、度々起こります。
取材日時の急な変更や、初校で大幅な修正が発覚することなどもあります。
そのような事態に陥らないようにするためには、企画打ち合わせの段階で内容をしっかりと詰めて印刷物の軸を明確にし、
それを伝えるために必要なコンテンツを考える
ライターやデザイナーなどに依頼する場合は、内容をよく説明するために 打ち合わせを密に行う
コンテンツに適切な取材相手を選定し、内容をよく説明し、納得頂く
を行うと大修正が発生する可能性は低くなります。
イラストレーターやパワーポイントで作成できるテンプレートの用意があるので制作が簡単に!
※事前の打ち合わせが必要となりますが、プロのデザイナーに依頼することも可能
スグレタに「データを入稿→発注→印刷→発送」までの工程が 最短で中2日のため早い!
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※V型圧着ハガキの場合、1通100円
お客様の必要に応じて、DMの企画打ち合わせの段階からお手伝いも可能となります。
下記より、お気軽にお問合せ下さいませ!
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